葬儀後の納骨はどうすべき!?それまでの安置方法やタイミングは!?

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喪主としてなんとかお葬式までは無事に務めを果たすことが出来たと思ってほっとしたのもつかの間、今度は新たに納骨をどのようにすればよいのかということに頭を悩ませている人もいるのでは?

たしかに遺骨を自宅にしばらく安置し、気持ちが落ち着いたころに日を改めて納骨をするという人も多いです。

でもそうなると、遺骨をどのようにして安置すればよいのかなどの疑問がわいてくるはずです。

さらに「いつまでに納骨をすればよい?」という問題もあるのでないでしょうか?

そこで今回は「納骨までの安置方法」や「納骨のタイミング」など、喪主であれば知っておきたい納骨の話をまとめて紹介していきます。

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葬儀から納骨までの流れや決まり事ってあるの!?

お葬式が無事に終わりひとまず自宅に連れて帰ってきた遺骨。

でもそのままの状態でずっと過ごすというわけにもいきません。

でも納骨をするタイミングや納骨式に呼ぶ人の範囲、式の流れや式後の挨拶など、お葬式の時以上にわからないことだらけです。

 

でもお葬式とは違い、納骨式の場合はスケジュールに余裕があります。

気持ちにも少しゆとりが出てきますし、準備のための時間もあります。

だからこそしっかりと準備を進めていくことが大事なのです。

 

納骨のタイミングは?

納骨のタイミングには地域の風習も関係します。

地域によっては火葬を行ったその日のうちに納骨まで済ませるケースもありますし、しばらく自宅に安置したのち日を選んで納骨するというケースもあります。

ただし全国的にみると、2つのパターンに分かれます。

 

1つ目は、四十九日法要に合わせて納骨を行うケースです。

これは、すでにお墓がある場合によく行われます。

2つ目は、一周忌法要に合わせて納骨を行うケースです。

これは、お葬式をきっかけに新たに墓を準備する場合によく行われます。

納骨の儀式だけでなく墓の開眼供養も含めて行われることが多いです。

いつまでに納骨しなければいけないという法律はない

埋葬に関する法律はありますが、その中で「いつまでに納骨しなければいけない」という決まりはありません。

ただしいつまでも遺骨が自宅にある状態では、どうしても気持ちに区切りがつかないということもあります。

少し気持ちに余裕が生まれ前向きな一歩を踏み出す気持ちになれたのなら、そのタイミングが納骨の時期と考えても問題はありません。

 

納骨式に呼ぶ範囲は?

お葬式とは異なり、特に定義はありません。

家族だけで納骨を済ませるという人も増えていますが、この場合は個別のお墓であることが前提になります。

もしも親族のお墓に納骨をするのであれば、やはり親族の立ち合いも必要になるでしょう。

 

またお墓ではなく合祀墓を利用する場合は、管理する霊園によって納骨式を行う日時が決められていることがあります。

この場合は喪主を含むごく限られた家族のみで立ち会うというのが多いです。

 

故人と親しい友人だと納骨式に立ち会うことはできる?

喪主や遺族から申し出があった場合は、立ち会っても問題はありません。

ただし自発的に立ち会うのはマナー違反です。

あくまでも納骨式は近親者のみで行うのが常識ですから、たとえ故人と生前親しい付き合いをしていたとしても遺族からの申し出がない場合は遠慮しておきましょう。

 

納骨式の後に食事は準備するものなの?

供養の節目となる四十九日法要や一周忌を納骨のタイミングとする場合は、納骨式とこれらの法要を合わせて行うのが一般的です。

そのため納骨式の後に食事を準備するというよりも、納骨式・年忌法要の参列者に対して食事をふるまうという考えがあります。

家族のみで行う場合は特に必要ありませんが、年忌法要の後であればやはり参列してくれた人へのお礼もかねて食事または茶菓子などを準備した方が良いでしょう。

 

香典をもらったらお返しは必要?

この場合は納骨式のためのお香典というよりも年忌法要に対するお香典とみた方が良いでしょう。

年忌法要の場合は、やはり返礼品を準備するのがマナーです。

渡すタイミングも式後または会食後に直接喪主から渡すのが良いでしょう。

 

納骨式でも喪主の挨拶は必要?

もちろん挨拶は必要です。

ただし納骨式に参列する人は近親者がほとんどですから、お葬式のような難しい言葉を使った堅苦しい挨拶ではなく、お礼の気持ちが伝わるものであれば問題ありません。

会食の予定があるのであれば、挨拶は会食場に移動してから行います。

その際には「十分なおもてなしもできませんが、お時間の許す限り○○(故人の呼称または名前)との思い出をお聞かせいただければ幸いです」といった一言を付け加えるとよりよいでしょう。

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納骨までの期間、遺骨はどうやって安置すればいいの?

自宅に遺骨を連れて帰ったとしても、どこに安置をすればよいのかわからないということもあるかもしれません。

この場合は、自宅に「中陰祭壇」があれば問題ありません。

中陰祭壇とは「四十九日法要までの間に使う簡易的な祭壇」のことで、葬儀社に依頼すれば手配してくれます。

一周忌法要まで自宅に安置する場合は、仏壇の前に遺骨を置くことが出来る程度のテーブルを置きます。その上に白い布をかぶせ遺骨を置きます。

 

そうはいっても約1年にわたって安置するわけですから、間違って骨壺につまずいてしまうことがないように配慮することが大事になります。

ですから必ずしもテーブルの上でなければいけないということもありません。

ただし床に直接置くのはタブーです。

せめて一段高い場所に置くように心がけてください。

納骨式当日までの準備とは?

納骨場所のスケジュールの確認

納骨する場所が決まっているのであれば、墓地の管理者に連絡をしスケジュールの確認をします。

 

埋葬許可書を準備する

埋葬許可書は、死亡診断書と引き換えに受け取ります。

死亡診断書はお葬式の際にすでに提出していますので、その際に受け取った埋葬許可書を準備してください。

 

お寺の手配

年忌法要と併せて読経供養をお願いする場合は、供養の時間も長くなります。

直前に依頼すると寺の手配が間に合わず、希望通りのスケジュールに納骨が出来ないこともあります。

予約は早くとっておいても問題ありませんから、できるだけ時間に余裕をもって手配しましょう。

 

参加者への案内

納骨式は近親者のみで行うことが多いので、基本は電話での連絡でも問題はありません。

式終了後に会食を予定しているのであれば、出欠の確認のために招待状を送るのも良いでしょう。

 

食事の手配

参加者への案内で人数がある程度把握出来たら、参列してくださる方への食事の手配をしましょう。

年忌法要と併せて納骨式をする場合は、料理を準備します。

納骨式のみで行う場合は、茶菓子の準備で十分です。

 

墓の管理者への連絡

スケジュールが決まったら、墓の管理者へ連絡をします。

墓の開閉を管理者に依頼する場合はそのことも必ず伝えましょう。

 

納骨式当日

埋葬許可書・遺骨・遺影・位牌を忘れずにもって納骨場所に向かいましょう。

まとめ

納骨のタイミングや呼ぶ人の範囲も、基本的には家族次第です。

納骨をすることによって心の区切りがつくようになりますが、その分寂しさが急に押し寄せてくることもあります。

いつまでに納骨をしなければいけないということは決まっていませんから、気持ちが落ち着くのを見てからゆっくりと納骨のタイミングを考えても問題はありませんよ。

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