数珠はどこで買うの!?100均ショップの数珠でも大丈夫!?

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訃報連絡を受け仏式のお葬式に参列することになったなら、参列者のマナーとして数珠の準備をするのはマナーです。

葬儀に参列する機会が増える年代であればあらかじめ数珠を準備していることも多いでしょうが、若い世代や子供の場合は訃報連絡を受けて慌てて準備するということも多いです。

さらに故人の近親者であるほど「少しでも早く弔問に駆けつけなければ…」という気持ちが強くなってしまい、自分用の数珠を持っているにもかかわらず自宅に置き忘れてしまうということもあります。

そこで今回は取り急ぎ数珠を準備しなければならなくなった時、「どこで買えばよいのか」「どんなものを選べばよいのか」「どうしても売っている場所が見つからない場合には100均ショップの数珠でも問題はないのか」についてわかりやすく解説していきます。

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数珠はどこで買うの?

基本は仏具店

数珠は仏教におけるセレモニーで仏具の一つとされています。

ですから仏教儀式に関する仏具を取り扱っている仏具店で購入するのが一般的です。

 

デパートにもある

デパートには必ずブラックフォーマルウェアの売り場があります。

このような売り場では数珠だけでなく数珠袋、袱紗などお葬式に参列する際に必要になる小物などの取り扱いもしています。

 

紳士服店にもある

男性用のブラックフォーマルを購入するのであれば、サイズや値段のバリエーションが豊富なうえに比較的手ごろな値段で一式がそろう紳士服店が人気です。

もちろん紳士服店にもデパート同様、数珠などの小物の取り扱いをしています。

 

100均ショップにもある

最近の100円ショップでは数珠の販売もしています。

店舗によって取り扱っている場合と取り扱いのない場合がありますが、数珠を販売している場合は袱紗も販売していることが多いです。

 

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取り急ぎの数珠の場合、選び方のポイントは?

取り急ぎお葬式のために購入するにしても、数珠を準備するために知っておかなければいけないポイントがあります。

数珠には男性用・女性用がある

数珠には男女兼用という数珠はありません。

数珠の種類を大きく分けると「略式数珠」と「本式数珠」に分かれるのですが、いずれの場合も男性用・女性用があります。

男性用と女性用の数珠の大きな特徴としては「玉の大きさの違い」が挙げられます。

男性用の数珠の方が女性用の数珠よりも形が大きくなっています。

 

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子供用の数珠には男女兼用の数珠もある

子供用の数珠には「男性用」「女性用」という区別はあまりありません。

数珠の大きさや使われている玉の色などが子どもの好きなピンクや青などを使っていることが多いので、見た目の印象から使い分けることはあります。

子供用の場合は数珠の大きさによって年齢の目安を表示して販売していることが多いです。

3~4歳ごろから使うことが出来る幼児用の数珠は、小学生くらいまでであれば使うことが出来ます。

 

宗教宗派を問わず使うことが出来る略式数珠の方が便利

とりあえずお葬式のために数珠を準備するのであれば、本式数珠よりも略式数珠を選ぶ方が後々のことを考えると便利です。

もちろん宗派によっては「本式数珠でなければいけない」としているケースもありますが、実際に数珠を持っている人でもほとんどの場合は略式数珠を選んでいます。

 

数珠ブレスレットは略式数珠とは違う

近年ブレスレット型の数珠を普段から身に着けている人がいますが、これはあくまでもアクセサリーとしての意味でとらえられます。

ですか「数珠ブレスレットを数珠として代用する」ということはマナー違反となります。

 

地域によっては数珠の色に決まりがあることもある

お葬式は地域性が非常に重視されます。これは数珠に関しても同じことが言えます。

地域によっては数珠の玉色や房の色に決まりがあることもあります。

このような場合は本式の数珠を持っていたとしても、色の決まりと違ったものを持っているとマナー違反とみなされることがあります。

 

日蓮宗の場合は本式数珠でなければいけない

数珠は仏教において大切な仏具の一つですから、宗派によってそれぞれ特徴があります。

とはいえお葬式のたびにそれぞれの宗派にあわせて数珠を取り換えることは難しいですよね?

そこでどの宗派でも対応できるように考えて作られたのが「略式数珠」です。

 

ただし万能に思われる略式数珠には例外があります。

それが「日蓮宗」です。

日蓮宗では略式数珠の使用を認めていません。

ですから参列するお葬式が日蓮宗で行われる場合は注意が必要です。

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略式数珠と本式数珠の違いは?

略式数珠と本式数珠の違いは「一連」「二連」の違いです。

略式の場合数珠は一連となっていますが、本式の場合は二連となっています。

そのためこの2つは見た目ですぐに違いが分かります。

 

【男性用の略式数珠】玉の大きさや値段の相場は?

男性用略式数珠の玉の大きさは、約10㎜前後が一般的です。

玉の色は黒が多いのも男性用数珠の特徴といえます。

値段の相場としては1~3万円となります。

 

【女性用の略式数珠】サイズや値段の相場は?

女性用略式数珠の玉の大きさは、6~7㎜前後が一般的です。

そのため男性用よりも小ぶりな印象があります。玉の色は様々ですが、比較的どの地域でも使うことが出来る透明なものに人気があります。

値段の相場としては1~3万円となります。

安い数珠はマナー違反?100均の数珠は使えない?

数珠は長い期間使い続けることが前提にあるので、社会人になったのをきっかけに購入する(またはプレゼントされる)ということが多いです。

この場合はやはり1~3万円程度の数珠を準備するのが一般的です。

 

でも「お葬式に参列するために今すぐ必要」という場合は、数珠選びに時間をかけるということはできないはずです。

このような場合は3000~5000円程度の数珠を購入するのがおすすめです。

 

数珠の値段は使われている玉の素材などによって変わります。

ですから良い素材が使われた数珠ほど値段は高く、ガラス玉やアクリル玉を使っている場合は値段もかなり下がります。

ちなみに5千円前後の数珠であれば見た目もきちんとしているので、比較的長く使うことが出来ます。

 

100均の数珠でお葬式は可能?

100円ショップで販売されている数珠でお葬式に参列すること自体がマナー違反となることはありません。

ただし100円ショップで販売されている数珠は略式数珠ですので、略式数珠そのものを認めていない日蓮宗の場合はNGになります。

「使い続けるための数珠」ではなく「取り急ぎ準備する数珠」であれば、100円ショップの数珠であっても問題はないと思われます。

 

「見た目はそれなりでしかない」ということは理解しておきましょう

100円ショップの数珠は、玉に使われる素材も限られます。

ですから素材の良い数珠と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

子供用にとりあえず準備するというのであれば問題ありませんが、社会人としてお葬式に参列するのであればやはりきちんとした数珠を購入した方が良いでしょう。

 

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まとめ

突然のお葬式参列のために数珠を準備するのであっても、社会人であればやはりきちんとした略式数珠を準備しておくのがおすすめです。

数珠入れも必要になりますし香典袋を納める袱紗も必要になりますので、数珠の購入と合わせて準備するのがおすすめですよ。

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